2021.10.23歴史は何のために学ぶのか?
こんにちは。香椎駅と千早駅の間にある個別指導塾ウィゼストです。
本日は「歴史は何のために学ぶのか?」について述べたいと思います。
歴史なんて覚えても意味ないとよく聞きます。果たして本当にそうなの
でしょうか?確かに年号や人物の名前を覚えるだけだとあまり意味は
ないでしょう。学校の授業がそもそも歴史を単なる暗記教科にしている
のが問題です。本来歴史とは過去の人間の過ちから教訓を学び自分が同じ
失敗をしないように活用したり、偉人がピンチを切り抜けた時もしくは
失敗の経験をその後どのように成功への糧としたのかを学ぶものです。
例えば江戸時代は各藩それぞれに改革をしており、当然失敗と成功が
あったわけです。失敗例を挙げると徳島藩の藩政改革があります。19歳
で養子の殿様が性急な改革をしようとして重臣達に強制的に隠居させられて
しまいました。彼の改革案は失敗というよりも寧ろいい内容だったのです
が根回しもせずに急激に改革をしようとしたのが失敗でした。成功例と
しては米沢藩(山形県)の上杉鷹山が挙げられます。彼も17歳の時養子に
入っているので、前出の殿様と状況は変わりません。違いは率先垂範して
自ら畑を耕す、木綿の着物を着る、1日2食を実践し、更に根回しもして
改革を成功させます。やはり口だけで偉そうに命令ばかりしても人はついて
来ないですよね。現代でもリーダーに必要な資質です。
このように歴史には学ぶべき点がいくつもあります。
興味を持たれた方は一度体験授業を受けてみませんか?