2021.10.29大谷翔平から学ぶこと
こんにちは。香椎駅と千早駅の間にある個別指導塾ウィゼストです。本日はテレビ見た大谷翔平選手の特集の感想について述べたいと思います。個人的にですます調は合わないのでやめます。
大谷翔平は何が一番凄いのだろうか?ピッチング?
それともバッティング?はたまた足の速さだろうか。どれも凄いが私は大谷は「いつでも向上心を持って楽しんでいること」が凄いと思う。テレビを見て改めて素晴らしいと思った。普通の人間だったら、これだけ持ち上げられたら調子に乗ってしまいそうなものだが彼は一切浮かれたところがない。お金に心を支配されることもない。日本からメジャーに行く時に大リーグの各球団からオファーがあった際、ニューヨークヤンキースから巨額の契約の話があったらしい。大谷はその話を蹴り、金額の安いエンジェルスと契約した。ヤンキースのGMはお金で動かない人間を初めて見たと呆れていた。彼にとってお金より大事なものは二刀流を貫ける環境であるか、どうかであったのだ。
彼の生きる姿勢は人間にとって理想的であると言える。常に自分を客観視し、どうすれば自分自身がレベルアップ出来るか模索・実行・改善し、その過程を楽しむ。そのためならば単純な反復作業も厭わない。試合前の壁当てはシーズンを通して続けられ、日程が進むごとに成果が出ていた。自分自身の成長を楽しめる人間は強いと思った。ベーブ・ルース以来な二桁勝利、二桁ホームランがかかった最終登板でも彼も優先順位が変わることはなかった。10勝目よりも来年により成長出来るポイントやそれに対する手応えを得たのだ。二桁勝利・二桁ホームランを達成すれば100年ぶりの快挙で非常に名誉なことでもあると同時に年俸にも影響があるだろう。それに固執しないところが凄い。ほとんどの人間は自分自身で限界を設定する、もしくは満足してしまうが彼にはないようだ。新たな自分の能力の発見、自分自身すら驚くほどのパフォーマンスを体感する、これこそ至上の価値であり永遠のテーマであり続けるのだろう。だから満足することはないし、ブレることもない。もちろん自分を失うことなどない。
27歳でここまでの心境に到達出来る人間など早々いない。その原点として小学校時代の父親とのやり取りが紹介されていた。小学3年生で野球を始めた大谷は父親の指導を受ける。少しでも走塁に手を抜いたりすると全力でやってなかったと言われたようだ。打てない日やエラーする日があっても「元気いっぱいプレーすることや、全力でキャッチボールをすること、全力で走ること」は出来ると言うのだ。この大谷に対する父親の薫陶が今の彼を支えている。彼自身、今は仕事で野球をやっているが楽しむことの方が圧倒的に勝っていると言っている。何事も楽しめる人間が一番強い。いつ如何なる時も自分自身のスタイルを変えず、至高を極める姿勢はイチローと似たようなものを感じる。出来るだけそうありたいものだ。
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