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2021.11.07漢文を勉強する意味はあるのか?

 こんにちは。香椎駅と千早駅の間にある個別指導塾ウィゼストです。

本日は漢文を勉強する意味はあるのか?という話をしたいと思います。

漢文なんて勉強しても将来の役には立たないと思われる方もおられる

かもしれませんが、けっこう役に立つのです。何の役に立つかという

と人生で迷った時や困った時、また道を間違わないようにするのに役

に立ちます。

 そもそも漢文というのは中国の歴史話です。ですので、ほぼ歴史を

学ぶ意味と同じになるのですが、漢文は戒めや人生訓の要素が強めで

す。司馬遷が書いた「史記」などは人生訓のオンパレードと言ってい

いでしょう。そこで史記から一つのエピソードを紹介したいと思いま

す。中国の始皇帝が死んだ後、一旦統一された中国大陸が再度乱れま

す。そこに登場してきたのが項羽と劉邦です。劉邦の部下に韓信とい

う人がいました。軍事の天才で大将軍として活躍しましたが、若い頃

は馬鹿にされ正当に評価されていませんでした。ある時、韓信が街を

歩いているとごろつきに絡まれ「俺の股の下をくぐったら見逃してや

る」と言われて、その通りにしました。当然、馬鹿にされました。何

故そんなことをしたのか聞かれた韓信は「そんな下らないことでケガ

をする(下手をしたら死ぬ)ぐらいなら恥を書いた方がましだ」と言

ったといいます。一時の感情で身を滅ぼす人は昔からたくさんいます

が、そこをグッとこらえることで人生が開けたりするものです。

 また、韓信は大活躍し漢帝国の重鎮になります。しかし最後は警戒

されて殺されてしまいます。対照的に劉邦の参謀であった張良は漢帝

国が成立すると、さっさと世を捨て隠遁生活に入り難を逃れています。

引き際の大事さも教えてくれます。私は何か嫌なことがあると「韓信

の股くぐり」を思い出し、出来る限り我慢するようにしていますし、

出処進退については張良を参考にしたいと思っています。その他にも

学ぶべき人生訓が詰まっているのが漢文です。

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